もう使っちゃダメなんですか!?
「使うな」じゃなくて「使い方」の問題なんだ。
残高で払えば、ポイントは今までどおり貯まる。
怖いのは、よく分からないまま別のペイに逃げて、そこでまた損すること。
今日は「何が変わったか」と「あなたはどう動くべきか」を、ぜんぶ整理するよ。
2026年6月2日の改定で変わったのは4つ——
①ポイント払いの還元ゼロ
②公共料金のカード払い1%→0.5%
③PayPayカードから交通系ICへのチャージが対象外
④本人確認(eKYC)未完了だと買い物ポイント0。
ただし残高払いのポイントは今までどおり貯まります。
慌てて他のペイに乗り換えるのは危険——避難先の「最大◯%」は全部条件付きで、d払いは9月1日からさらに改定が控えています。
正解は「自分の経済圏に合った1つに集中」です。
※2026年8月13日時点の情報です。還元率・条件は変わり得るため、申し込み・設定変更の前に必ず各社公式でご確認ください。
6月2日、PayPayの何が変わった?——4つの改定
2026年6月2日、PayPayにまとめて大きな改定が入りました。
「もう損してるかも」という人が続出中——順番に見ていきましょう。
① ポイントで払った分は、もう貯まらない
これまでは、貯めたPayPayポイントで支払っても新しいポイントが付いていました。
6月2日からは、ポイントで払った金額分の還元はゼロです。
ここで大事なのは——残高(PayPayマネー)で払えば、今までどおり貯まること。
「ポイントを自動で使う」設定にしていた人は、見直しのサインです。
② 公共料金のカード払いが1%→0.5%に半減
PayPayカードで電気・ガス・水道や税金を払うときの還元が、1%から0.5%に半減しました(利用日が6月2日以降の分から)。
なお、アプリの「請求書払い」——残高での支払いは、もともとポイントが付かない0%です。
「カード払いは半分に、残高の請求書払いはもともとゼロ」——ここは混同しやすいので、分けて覚えてください。
③ PayPayカードから交通系ICへのチャージが対象外
PayPayカードからモバイルSuica・モバイルPASMOなどへチャージしても、ポイントが付かなくなりました。
Apple Pay・Google Pay経由のチャージも同じく対象外。
交通系だけでなく、多くの他社サービスへのチャージも一律で対象外になっています。
Suica側のお得な使い方はモバイルSuica完全ガイドにまとめています。
④ 本人確認(eKYC)をしないと、買い物ポイントが付かない
本人確認が済んでいない人は、PayPayステップのポイント付与の対象外になりました。
支払い自体はこれまでどおりできます。
でも、せっかく使ってもポイントがまったく貯まらない——地味にいちばん痛い改定かもしれません。
放っておくと、年間いくら損する?
たとえば、毎月5万円ほどPayPayで使う人。
ポイント払いや公共料金のカード払いでコツコツ貯めていた人ほど影響が大きく、使い方によっては年間で数千円分の還元が消える計算も十分あり得ます。
たった0.5%の差でも、1年・2年と積もればばかになりません。
「気づかないまま損し続ける」のが、改悪のいちばんこわいところです。
慌てて乗り換えると、“避難先”でもっと損する
でもね、各社の「最大◯%」は条件を満たしたときだけの数字。
「なんとなく」で逃げるのが、いちばんあぶないんだ。
楽天ペイ——最大2.5%は維持中(引き下げは見合わせ)
楽天ポイントカード提示で最大1%+楽天キャッシュ払いで最大1.5%、合わせて最大2.5%。
2026年3月に予告されていた引き下げは「見合わせ」となり、今も維持されています(2026年8月時点)。
ただし1.5%側には「決められた期間内にポイントカードを2回以上提示」という条件があります。
d払い——他社カード0%の罠+9月1日からさらに改定
基本は0.5%。dカードを支払い元にして最大1%、お店でdポイントカードを提示すれば最大2%まで伸びます。
要注意はここ——dカード以外のクレジットカードを紐づけると、d払い分の還元は0%。
さらに2026年9月1日からは、d払い特典の毎月の上限がランクに関係なく一律200ポイントに変わり、dカード支払い特典のポイントも「期間・用途限定」になります。
たくさん使う高ランクの人ほど、影響が大きい改定です。
au PAY——実用ラインは1.5%
基本は0.5%。au PAYカードからチャージして払えば、合計1.5%が実用的なラインです。
「最大5.5%」の上乗せもありますが、ゴールドカードなど条件のハードルはかなり高め。
結論——あなたは残る?移る?
避難先は「気分」で選ぶものではありません。
楽天をよく使うなら楽天ペイ、ドコモならd払い、auならau PAY、ソフトバンク・ワイモバイル・ヤフーならPayPay。
つまり「自分の経済圏に合った1つに集中」——QR決済4社の比較記事でお伝えした正解と、まったく同じです。
PayPayに残る人は、残高かPayPayカードで支払い、前月に「200円以上の決済を30回以上、かつ合計10万円以上」使えば、翌月+0.5%(PayPayステップ)が上乗せされます。
今すぐやる「損を止める設定」3つ
① 本人確認(eKYC)を済ませる。
これだけで買い物ポイントが付くようになります。手続きはPayPay公式アプリの中で完結します。
② 支払い方法を「残高」か「PayPayカード」にする。
「ポイントを自動で使う」設定はオフに。
③ 公共料金・交通系チャージは、ポイントが付く別の方法に切り替える。
▶ この記事の元になった動画はこちら
よくある質問
Q. PayPayって、もう使う価値ないんですか?
A. いいえ。
残高で払えば還元は変わりませんし、使えるお店の多さは今でもトップクラス。
ソフトバンク・ワイモバイル・ヤフーをよく使う人には、むしろ今でも心強い選択です。
Q. 今すぐ他のペイに乗り換えるべき?
A. 慌てなくて大丈夫。
大事なのは乗り換えること自体ではなく、自分の経済圏に合わせること。
PayPayのまま、支払い方法を残高に直すだけで十分な人も多いです。
Q. 本人確認って、しても大丈夫?
A. PayPay公式アプリの中で完結する手続きです。
済ませるとポイントが付くだけでなく、送金や銀行口座への出金も使えるようになります。
まとめ
- 6月2日の改定はポイント払い0%・公共料金カード払い半減・交通系チャージ対象外・本人確認必須の4つ
- 残高払いは今までどおり貯まる——PayPayを「やめる」必要はない
- 避難先の「最大◯%」は全部条件付き。d払いは9/1からさらに改定——経済圏に合った1つに集中が正解
「何が変わったか」を知って、自分の経済圏で決める——それだけで、もう振り回されないよ。
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